minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

歩いたり座ったり靴を盗まれたりのバンコク4日間

人間というのは面倒だ。ずっと歩きっぱなし、立ちっぱなし、というのも疲れるが、ずっと座っているというのも疲れる。寝るのだって、度が過ぎれば疲労をもたらす。空港の長い通路を歩き、手続きに並び、飛行機の座席に座り、眠り、食事をとり、また眠る。旅…

「シンプルは孤独という贅沢から得られる」

「シンプル」がブームになってずいぶん経ちますが、世間にあふれる「シンプル」にはどこか違和感がありました。とはいえ、シンプルという言葉にはやはり目がいきます。 一時期のように熱心にチェックすることはありませんが、今でもときどき「シンプル」をう…

はじめての歌舞伎鑑賞

歌舞伎座で歌舞伎を見てきました。 なんとなく敷居が高そうに感じていたんですが、全然大丈夫でした。わたしもそうだったのですが、一人で来ているお客さんも少なくないようです。 演目は全部見なくてもいい イヤホンガイドがあれば難しくない 新しいことに…

旬を過ぎた情報は捨てる。常に新鮮でいること

Amazonの欲しいものリスト 非公開日記ブログ 常に新鮮でいること シンプル・ミニマム化の手段としてよく用いられるのが「デジタル化」である。たしかにこれならばかさばらない。 しかしわたしはデジタル化には懐疑的である。データ化して見た目がスッキリし…

冷え性アピールの女

「自称冷え性」の人が少し苦手である。 冷え性であることは辛いだろうし責めるつもりははい。 そうではなくて、「わたし冷え性なのー」ってアピールしてくる人。 他人がどれくらい冷えを感じているか知りようがないというのに、どうして自分は人よりも冷えや…

「星のや富士」でグランピング

星のや富士はこんなところ グランピングとは? キャビン(客室)はこんな感じ グランピングアイテム パブリックエリア ライブラリーカフェ 焚き火ラウンジ 焚き火BAR 木漏れ日デッキ 空中ベンチ ダイニング 森の珈琲店 アクティビティ なにもしない贅沢 星の…

うっかり捨ててしまったことを死ぬほど後悔した話

捨てて後悔したものは何もない。捨てるつもりで捨てたものについていえばそうだ。 しかし「うっかり」捨ててしまった場合は別である。 これから公開するブログ記事を消してしまった。それも3つである。まったくどうかしている。 あの瞬間のわたしに関して言…

ちいさなストレスをなくす

無意識のストレスに気付く 原因がなくなることで「気付く」場合もある 日常を疑う 最近気づいた小さなストレス モノのほうを自分に合わせる 無意識のストレスに気付く ストレスにもいろいろありますよね。人間関係のこととか、仕事のこととか。 日常の中にも…

旅先では朝5時に散歩をする

旅先では朝5時に散歩をするといいらしい。 昨日立ち読みした本に書いてあった。 私は金沢に来ているのだが、旅先だというのに観光もせず本屋など冷やかしていたのである。今まさに旅先にいる私はさっそく取り入れようと朝4時にアラームをセットし、数回の葛…

「消費は投票」と言うけれど、1円の格差は1票の格差どころではない

1円の価値は万人に等しいか? 消費は「投票」だが、「普通選挙」ではない 自分目線か、他人目線か 「美人投票」とは 「美人投票」的な消費 消費は投票、の疑問点 1円の格差は、1票の格差どころではないから 1円の価値は万人に等しいか? 1円で何が買えるか、…

誰かのブログが誰かの毎日を変えているかもしれない

人生を変えた一冊の本。一本の映画。 どんなに本を読んでも何も変わらない私はただ羨むばかりだ。 本を読んだくらいで変わるものか。 そんなに素直じゃない。 そんなに純粋じゃない。 本なんかいくら読んだって、どんなすばらしい映画を見たって、外国に行っ…

生きることは後悔を重ねること

astudyinscarlet.hatenablog.com 「葬式ってこんなに明るかったっけ」 真っ白なホールは淡いピンクのバラで飾られ、葬式というより結婚式のようだった。バラの花は故人の希望だそうだ。 時間が経つにつれ、いろいろなことを思い出す。 数ヶ月前、仕事の用件…

みかんの皮とふきのとう

幼い頃、はじめて憧れた「大人」は、みかんの皮をきれいに剥いた。 私のは皮がつながらずボロボロと細かくちぎれた。 どんなにがんばっても、その人のようにひとつなぎに剥くことができない。 大人になったら、できるようになるのだろう。 当時の私にとって…

「捨てられないものには、その人のコンプレックスがあらわれる」説について

「使っていないのに捨てられないものには、その人のコンプレックスがあらわれる」とはよく言ったものです。 おしゃれに見られたいから、着ない服でも捨てられない。 知的に見られたいから、読まない本でも捨てられない。 私は映画でした。 映画が好きだからで…

7万円の服を買ってクラクラしている

訃報を聞いて真っ先に思うことが、香典はいくら包めばいいだろう、であったのはおそらく恥ずべきことなのだろう。 故人は私にとって会社の上司にあたる。 私は、故人にはお世話になったと思う。 しかし悲しみはまだ感じることができないでいる。 訃報は突然…