minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

すでに投資への情熱を失う

昨年末からインデックス投資を始めました。 投資を始める前後のおよそ2ヵ月間は、本やブログを読んだりネットで調べたり、夢中で情報を集めてそれを検討していました。 投資のことばかり考えていたと言っても過言ではありません。 寝ても覚めても、アセット…

持ち帰っているもの

紅葉を見に出かけました。 岐阜県にある通称「モネの池」。 曇り空でしたが、池のまわりが赤く色づいて、秋を感じることができました。 この場所は何度か訪れているのですが、違う季節に訪れると四季が感じられて良いものです。 行くのはたいへんですが、1年…

心がざわめく美術展

芸術の秋らしく、美術館など行ってみました。 訪れたのは三井記念美術館。 日本橋三井タワーの中にあります。 今は「 驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ 」という特別展をやっていて、明治の名工の作品と、現代のアーティストの作品が展示されてい…

スマホに端末保証をつけない理由

楽天モバイルから電話がかかってきました。 わたしは一切のオプションをつけなかったのですが、端末保証を本当につけなくても良いのか、ご丁寧にも確認の電話があったのです。 要らないというと、「何か事情がおありですか?」とも聞かれました。 端末保証は…

一汁一菜でよいという提案

土井善晴さんの、「一汁一菜でよいという提案」を読みました。 軽い気持ちでページをめくりはじめましたが、内容は「食べること」「生きること」の本質に迫るものでした。 「食事」とは、ただ食べることではなくて、「何を作ろうか考えて、材料をそろえて、…

カフェラテを買うように本を買う

なにげなく手にとった雑誌の中に、とても良いフレーズを見つけました。 「カフェラテを買うように本を買う」 わたしは甘い飲みものは飲みません。 したがって、カフェラテを買う習慣もありません。 ですが、このフレーズがとても気に入ったので、ふとした瞬…

シンプルであることはなぜ美しいか

坂口安吾の「日本文化私観」に、わたしがずっと考えてきたことがとても鮮やかに書いてあった。 わたしが考えていたのは「見た目が美しいものが使いやすいとは限らないが、理にかなって使いやすいものは必ず美しい」というようなことなのであるが、安吾のエッ…

あの頃オレンジレンジが好きだと言っていた彼女らは今何を聞いているのだろう

「好きなアーティスト」を聞かれて、その当時一番人気のあるメジャーアーティストの名を挙げていた、誰の周りにもいたであろう彼女たちの話。 わたしは好きなアーティストを聞かれると困る。好きでもないアーティストの名を挙げるのは嫌だし、誰も知らないア…

電子マネーで香典を出す日

電子マネーで香典を出す日は来るか。 通夜の席でそんな不謹慎なことを考えていた。 結婚のご祝儀などはまだハードルが高いが、もう少しラフなもの、出産祝い、入学祝い、就職祝いなどでは、お祝いにギフトカードを送ることにそれほど違和感はない。入学祝い…

12月・冬のモネの池

去年の12月、行きたかった場所に行ってきた。 岐阜県関市にある根道神社の池、通称「モネの池」。 この場所を知ったのはその時からちょうど1年前、2015年の忘年会の席だった。 たまたま隣に座った、いつもは会わない部署の人が写真を見せてくれたのだ。 ぜひ…

ブログを読むことは「価値観のインストール」

最近とても忙しい。 忙しいといっても仕事などではなく、娯楽に忙しいのである。 数日前にとても好みのブログを見つけてしまった。 わたしは完璧主義というべきか貪欲というべきか、気に入ったブログはすべての記事を読まないと気が済まない。 もちろん、「…

コーヒーは冷めていく過程を楽しむものである

「コーヒーというのは、冷めていく過程を楽しむものだよ」 店はあか抜けないが、美味いコーヒーを出す喫茶店だった。 わたしは熱いコーヒーが好きだ。 冷めたコーヒーなんて飲む気がしない。 酒も煙草もやらないわたしの唯一の嗜好品が、熱いコーヒーなのだ…

なぜ自分で片づけることが必要か

「整理収納アドバイザー」を名乗る人物から電話があった。 近々独立開業するので仕事をくれないかという無差別営業だった。 丁重にお断りしたものの、その電話が少し気になっていた。 整理収納アドバイザー。 おそらく整理収納のアドバイスをするのだろう。 …

料理には「ものづくり的な癒し」がある

最近、料理が楽しいです。 毎週末何かしら作って遊んでいます。人に出すものではないので気楽に楽しんでいます。 好きでやっているので「趣味」と言えそうなのですが、料理上手という誤解をされては困るので人には言えません。 「料理が趣味」と言うためには…

人工知能よ、はやく私の仕事を奪ってくれ。

酒の席で、将来どんな世界になるのか、という演説を聞いていた。 人工知能がどうこうで、今の仕事はなくなって、理系じゃない人間は食えなくなる、というのがそのストーリーであった。 わたしはこの手の話に全く危機感を感じない。 仕事しなくていいなら最高…