minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

宵越しのレシートは持たない

レシートを翌日まで財布の中に入れていたことがない 旅行であっても一人の旅行であれば その日の夜にホテルでレシートを整理してしまう 別に「お金が貯まる人は財布の中にレシートを溜めない」みたいなことを信じているわけではない それが本当なら 今頃私は…

平成に花束を。古市憲寿「平成くん、さようなら」

この国に住むほとんどの人は「だから」や「つまり」といった接続詞を正しく使えない。 「平成くん、さようなら」を読みました 平成くん、さようなら 作者: 古市憲寿 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1…

キャッシュレスは短命に終わる、という予言。「決済レス」の未来は来るか? 

私はキャッシュレス賛成派なんですけど 一方で キャッシュレス時代は案外短命かもしれないとも思っていて それはまた現金に戻るっていう意味ではなくて 例えばカセットから iPod へ進化する間に MD という時代があったように フィルムカメラからデジタルカメ…

怖いけど知りたい、「死」とは一体何なのか。

久しぶりに本屋で本を買った 本屋に行くということも減っているが 本屋で本を買うということも随分減ったと思う 本屋で気になった本をAmazonや楽天で買うという ありがたくない客の私が言えたことではないのだが やはり本屋は良い 何も買わなくても 本屋とい…

アノマロカリス と 西加奈子

第一印象が大切だ なんていうことは もううんざりするくらいに聞く言葉ですが あらためて実感したという話です 最近 西加奈子さんの本を読みました 今更ですが初めて読んだんです ふくわらい (朝日文庫) posted with ヨメレバ 西 加奈子 朝日新聞出版 2015-0…

私が PayPay を使わなかった 2、3の理由

PayPayという決済サービス(という言い方でいいのかもわからないが)が話題になっているようだ お得なキャンペーンもあり 利用者を爆発的に増やしているらしい 私はキャッシュレスについて言えば 大いに賛成派である 現金は廃止してもいいと思っているくらい…

雑誌の価値は「表紙」にある

もう何年も雑誌を買っていませんが 最近は雑誌を読むということを意識して 行っています 特定の雑誌を買ってめくるということではなくて 本屋とか図書館とかに行って雑誌の表紙だけを読むんです 好きな雑誌じゃなくて全部の雑誌です もちろん全部って言って…

本を読む人生 と 本を読まない人生 は何が違うのか?

読書をすれば 成功するとか年収が上がるとか そんなものは詭弁だと思ってますけれど じゃあなぜ本を読むのかっていう話です 「本を読む人生と本を読まない人生は何が違うんですか」 みたいな質問を見かけたのですけれど それを見た時に もうこの質問自体が答…

人に言えない趣味ばかり

趣味を聞かれたら何と答えるべきか。 無趣味というわけではないのだが、趣味を聞かれると困る。 「趣味がない」のではない。「人に話すような趣味がない」のだ。 より正確には、「話すことが難しい」と言うべきか。 例えばブログを書くことは「趣味」と言え…

ふるさと納税のメリットがわからない

ふるさと納税のすゝめ【楽天 ふるさと納税】【確定申告】 作者:ふるさと納税マニア Amazon ふるさと納税のメリットがいまだにわかりません。 正確には、メリットはわかるのですが、それをメリットだと感じないのです。 私の頭では、どう考えてみても、 「200…

何かを極めることは孤独である。突き詰めれば、シンプルということもまた孤独に帰結する。

何かを好きになるということは孤独である。 好きになればなるほど、同じ次元で話のあう人がいなくなる。 たとえばふとしたきっかけで、「捨てられなくってー」みたいな会話になることがある。わたしはこのブログに書いているようなことは決して言わない。た…

「私の帰りのかばんには、まだ若干の余裕があります」

「私の帰りのかばんには、まだ若干の余裕があります」 笑点のオレンジの着物、林家こん平さんが地方公演で必ず言っていた、お決まりのフレーズです。 (これを言うのがお約束なので、「私の帰りのかばんには~」と言った時点でもう笑いがおきます) お土産を…

「ブログには、あなたのことを書きなさい」

はてなブログ Perfect GuideBook posted with ヨメレバ JOE AOTO ソーテック社 2016-07-22 Amazon Kindle 楽天ブックス わたしは参加したことがありませんが、ブログ運営のセミナーなどでは、「読者の役に立つ記事を書きましょう」ということが言われるよう…

今好きなものを今楽しむ

一度好きになったからといって その後もずっと好きで居続けるとは限らないし そうする必要もない 好きなものを自覚する危険性 変化を認めて、受け入れる 過去に好きだったものを手放す 好きなものを自覚する危険性 自分はこれが好きだっていうことを自覚する…

ホテルカクタス/3つの価値観に揺れる

子供のころ好きだった本をもう一度読みました 江國香織さんの 「ホテルカクタス」です ホテルカクタス (集英社文庫) 作者:江國 香織 集英社 Amazon 江國香織さんというと恋愛小説のイメージがありますが こちらは児童書です 同じアパートに住んでいる3人の日…