minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

おいしい温度

最近ハーブティーなど飲んでみている コーヒーの強い味に慣れた舌には ハーブティーの味というのはなんだがぼんやりして どうもよくわからない 味も香りも 湯気とともにほとんど消え去ってしまう さして美味いわけでもないが まあこんなものか 今に始まった…

はじめて聴くCDのプレイボタンを押すときの感覚

時代は新元号を迎えようとしているが 未だにCDを買っている 音楽はデータで買うことも覚えたが なぜだかCDを選んでしまう つい最近もCDを買った THE ANYMAL(初回生産限定盤)(DVD付)(特典なし) アーティスト: Suchmos 出版社/メーカー: KMU 発売日: 2019/03/2…

LAMP LIGHT BOOKS HOTEL

「本の世界を旅するホテル」がコンセプトの、 「ランプライトブックスホテル名古屋」に宿泊しました。 LAMP LIGHT BOOKS HOTEL nagoya ランプライトブックスホテル名古屋 外観 本屋&カフェ 客室 朝食 感想 外観 暖色の灯りに惹かれます。 道を挟んでローソ…

もう一度読み返したい本というのは少なく、それらの本をもう一度読み返すこともまた少ない

私は本を ほとんど持ちません 手元に何冊かはありますが ある程度たまってくるとブックオフに 引き取ってもらいます 面白かった本であってもなかなか2回目を読もうという風にはならなくて 読み返したりするわけでもなく ただ置いているだけなので あえて持っ…

Media Ambition Tokyo 2019

現在開催中の「Media Ambition Tokyo 2019 」を見てきました。 最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケース。展望台全体をスペースとして活かしたメイン会場の東京シティビューをはじめ、六本木、渋谷、銀座、虎ノ…

すべてのものは「負債」である

図書館の本っていうのは流動負債だなってふと思ったんです 流動負債っていうのは1年以内に返済期限の来る負債のことです 図書館の本は 1年ではないにしろ「いつまでに返さなければいけない」というものですよね それで 借りてる物っていうのは分かりやすいで…

ロボアド「ウェルスナビ」を検討したけどやめた理由

この記事は個人の見解です。投資は自己責任で行って下さい。 ロボアドバイザーの「ウェルスナビ」が気になったので調べてみました WealthNavi(ウェルスナビ)| ロボアドバイザーで全自動の資産運用 ロボットにまかせることで全自動で資産運用ができる、とい…

宵越しのレシートは持たない

レシートを翌日まで財布の中に入れていたことがない 旅行であっても一人の旅行であれば その日の夜にホテルでレシートを整理してしまう 別に「お金が貯まる人は財布の中にレシートを溜めない」みたいなことを信じているわけではない それが本当なら 今頃私は…

平成に花束を。古市憲寿「平成くん、さようなら」

この国に住むほとんどの人は「だから」や「つまり」といった接続詞を正しく使えない。 「平成くん、さようなら」を読みました 平成くん、さようなら 作者: 古市憲寿 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1…

キャッシュレスは短命に終わる、という予言。「決済レス」の未来は来るか? 

私はキャッシュレス賛成派なんですけど 一方で キャッシュレス時代は案外短命かもしれないとも思っていて それはまた現金に戻るっていう意味ではなくて 例えばカセットから iPod へ進化する間に MD という時代があったように フィルムカメラからデジタルカメ…

怖いけど知りたい、「死」とは一体何なのか。

久しぶりに本屋で本を買った 本屋に行くということも減っているが 本屋で本を買うということも随分減ったと思う 本屋で気になった本をAmazonや楽天で買うという ありがたくない客の私が言えたことではないのだが やはり本屋は良い 何も買わなくても 本屋とい…

アノマロカリス と 西加奈子

第一印象が大切だ なんていうことは もううんざりするくらいに聞く言葉ですが あらためて実感したという話です 最近 西加奈子さんの本を読みました 今更ですが初めて読んだんです ふくわらい (朝日文庫) posted with ヨメレバ 西 加奈子 朝日新聞出版 2015-0…

私が PayPay を使わなかった 2、3の理由

PayPayという決済サービス(という言い方でいいのかもわからないが)が話題になっているようだ お得なキャンペーンもあり 利用者を爆発的に増やしているらしい 私はキャッシュレスについて言えば 大いに賛成派である 現金は廃止してもいいと思っているくらい…

雑誌の価値は「表紙」にある

もう何年も雑誌を買っていませんが 最近は雑誌を読むということを意識して 行っています 特定の雑誌を買ってめくるということではなくて 本屋とか図書館とかに行って雑誌の表紙だけを読むんです 好きな雑誌じゃなくて全部の雑誌です もちろん全部って言って…

本を読む人生 と 本を読まない人生 は何が違うのか?

読書をすれば 成功するとか年収が上がるとか そんなものは詭弁だと思ってますけれど じゃあなぜ本を読むのかっていう話です 「本を読む人生と本を読まない人生は何が違うんですか」 みたいな質問を見かけたのですけれど それを見た時に もうこの質問自体が答…

人に言えない趣味ばかり

趣味を聞かれたら何と答えるべきか。 無趣味というわけではないのだが、趣味を聞かれると困る。 「趣味がない」のではない。「人に話すような趣味がない」のだ。 より正確には、「話すことが難しい」と言うべきか。 例えばブログを書くことは「趣味」と言え…

ふるさと納税のメリットがわからない

ふるさと納税のすゝめ【楽天 ふるさと納税】【確定申告】 作者:ふるさと納税マニア Amazon ふるさと納税のメリットがいまだにわかりません。 正確には、メリットはわかるのですが、それをメリットだと感じないのです。 私の頭では、どう考えてみても、 「200…

何かを極めることは孤独である。突き詰めれば、シンプルということもまた孤独に帰結する。

何かを好きになるということは孤独である。 好きになればなるほど、同じ次元で話のあう人がいなくなる。 たとえばふとしたきっかけで、「捨てられなくってー」みたいな会話になることがある。わたしはこのブログに書いているようなことは決して言わない。た…

「私の帰りのかばんには、まだ若干の余裕があります」

「私の帰りのかばんには、まだ若干の余裕があります」 笑点のオレンジの着物、林家こん平さんが地方公演で必ず言っていた、お決まりのフレーズです。 (これを言うのがお約束なので、「私の帰りのかばんには~」と言った時点でもう笑いがおきます) お土産を…

「ブログには、あなたのことを書きなさい」

はてなブログ Perfect GuideBook posted with ヨメレバ JOE AOTO ソーテック社 2016-07-22 Amazon Kindle 楽天ブックス わたしは参加したことがありませんが、ブログ運営のセミナーなどでは、「読者の役に立つ記事を書きましょう」ということが言われるよう…

今好きなものを今楽しむ

一度好きになったからといって その後もずっと好きで居続けるとは限らないし そうする必要もない 好きなものを自覚する危険性 変化を認めて、受け入れる 過去に好きだったものを手放す 好きなものを自覚する危険性 自分はこれが好きだっていうことを自覚する…

ホテルカクタス/3つの価値観に揺れる

子供のころ好きだった本をもう一度読みました 江國香織さんの 「ホテルカクタス」です ホテルカクタス (集英社文庫) 作者:江國 香織 集英社 Amazon 江國香織さんというと恋愛小説のイメージがありますが こちらは児童書です 同じアパートに住んでいる3人の日…

なぜ、必要でないものを買ってしまうのか

いわゆる欲しいものというのは 昔に比べるとかなり少なくなりまして それでも時々こういうのあったらいいかもって思うことはあります 最近だとワイヤレスイヤホンです 私は ウォーキングをする時に Podcast や YouTube の音源を聴いているのですが イヤホン…

旅行という入力値

会社の子が、「旅行に行くとストレス発散になる」と言っていた。 彼女の意見はいたって普通、むしろ多数派なのであろうが、わたし自身は「旅行でストレス発散」などとは思いもよらなかった。 考えてみれば、そもそも「ストレスを発散したい」という思いもあ…

使い切ることは 生きること

使い切ることはモノを「活かす」こと、というのはよく聞く話ですが、 同時に、自分が「生きる」ことでもあるように感じます。 食器用洗剤もシャンプーもオリーブオイルも、使う人がいなければ減りません。 生きる、という表現は大げさかもしれませんが、 生…

圧倒される、5月の北海道

インターネットの時代になり、世界はずいぶん小さくなった。 そんなものはただの錯覚だ。 距離はずっと変わらない。 世界の大きさは変わらない。 GWは北海道へ行っていた。 北海道までは、文明の利器・飛行機にて、2時間かからずに行くことができる。 たっ…

【ゼロ・ウェイスト・ホーム】断捨離で捨てたものは、ただ目の前から消えただけ。

シンプルだミニマムだと言いつつモノを捨てたり買い替えたりする暮らしを、もう何年も続けています。 使わないモノをいつまでも持ち続けるよりも、さっさと捨ててしまった方が暮らしは楽にシンプルになります。 ですが、そうやって捨ててきたモノたちは、そ…

すでに投資への情熱を失う

昨年末からインデックス投資を始めました。 投資を始める前後のおよそ2ヵ月間は、本やブログを読んだりネットで調べたり、夢中で情報を集めてそれを検討していました。 投資のことばかり考えていたと言っても過言ではありません。 寝ても覚めても、アセット…

持ち帰っているもの

紅葉を見に出かけました。 岐阜県にある通称「モネの池」。 曇り空でしたが、池のまわりが赤く色づいて、秋を感じることができました。 この場所は何度か訪れているのですが、違う季節に訪れると四季が感じられて良いものです。 行くのはたいへんですが、1年…

心がざわめく美術展

芸術の秋らしく、美術館など行ってみました。 訪れたのは三井記念美術館。 日本橋三井タワーの中にあります。 今は「 驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ 」という特別展をやっていて、明治の名工の作品と、現代のアーティストの作品が展示されてい…