ミニマリストの小宇宙

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minimalist's microcosm

無料ユーザーの役割

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「無料のおまけはゴミになるからもらわない。タダより高いものはない。」

 ご意見ごもっともです。私も極力もらいません。

 

「図書館やインターネットがあるから、お金を使わなくても、無料でいろいろ楽しめる。」

 私も楽しんでます。(この問題点については、次稿で触れます)

 

「無料のものばかり利用してお金を使わなければ、経済に貢献しない。」

そういう面もあります。しかし、お金を使うことだけが経済貢献ではありません。働くことも経済貢献です。そして、実は無料サービスの消費も間接的に経済効果をもたらす場合があります。

以下、「無料サービスを利用すること」も経済に多少の影響がありますよ、という主張です。

 

無料ユーザーの役割

私ははてなブログの無料ユーザーです。PROの皆様のおかげで運営されているサービスに、タダ乗りしております。オンラインゲームなんかもこういう構造ではないでしょうか。課金するユーザーがいるから、サービスが成り立つ。

しかし無料ユーザーがいなければ、サービスを利用する人が減ってしまいます。クックパッドが有料でしか見られなくなったら、利用者は激減するでしょう。そうなれば、有料ユーザーにとっても魅力がなくなってしまいます。

ブログを書く・読む人も、ゲーム人口も、多いほうが楽しい。ブログを書くことはコンテンツの量と多様性に貢献します。(質に貢献すると言う勇気はない)ブログを読むだけでも、そのページに広告を出すことの魅力を高めます。私のような無課金泡沫ブロガーであっても、サービスを利用することは一応Win-Winの関係なのです。(と信じています)

運営元の広告収入は、当然、サービスを利用する人口が多いほうが大きくなります。サービスの利用人口が増えることで、サービスの質が向上したり、企業が広告を出すのに魅力的な環境になる。無料ユーザーでも、運営側にはメリットがあるのです。(TVの視聴は無料だけど、視聴率は広告収入に大きく影響しますよね。)

無料サービスの利用も、市場を形成するという面があるので、一応は経済への参加であるといえます。(という気持ちで、これからも無課金ブロガーを続けます。)

そして無料ユーザーである私は、たくさんの人にブログを読んでもらいたいので、「有料ユーザーしかサービス(ブログを書く・読む)を利用できない」のは困るのです。有料ユーザーの方も同じ思いではないかと想像します。

私は、もし「ブログを書く」ことが有料でしかできなくなったら、お金を払うと思います。しかし、もしはじめから有料だったら、ブログを始めていない可能性が高いです。

サービスの利用者を増やすには、「無料」が有効です。無料で利用者を集めて、さらに便利に使うには有料プラン、というモデルは、サービス利用のハードルが低いのです。

 

【追記】

2016年5月、有料プラン(はてなPro)になりました。そういうことです。

無料の弊害については、次稿に続きます。

 

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