ミニマリストの小宇宙

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minimalist's microcosm

金子由紀子さんのシンプルライフに学ぶ

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わたしが「ものを持たない暮らし」に興味を持った頃、All Aboutの「シンプルライフ」のページをよく見ていました。

7~8年前の話です。

ミニマリストになるまで

 

シンプルライフの記事を書いていたのは金子由紀子さんです。

 

 

わたしは最初に「極限」の人々を見ていたので、金子さんのシンプルライフは「けっこうモノが多いな」と感じていました。

実際、金子さんの場合は季節に合わせてちょっとインテリアを変える、ということもしますし、モノの量は「一般的なお宅よりは少ない」ぐらいだと思います。

金子さんのシンプルライフは、アメリカの独身男性のようなミニマリズムではなく、ドイツや北欧のような、家庭を持つ主婦のていねいな暮らしというのに近いです。

 

金子さんは、「なしで済ます」「工夫する」「借りる」ということを主張していたと思います(わたしの記憶ですが)。

「なしで済ます」というのはそのままですね。あると便利はなくても平気、というやつです。

「工夫する」というのは、例えば、小さいサイズのサランラップを2枚使えば、大きいサイズのものは要らない、というようなことです。これは納得です。これを読んでから、わたしが使うサランラップは一番小さいサイズだけです。

「借りる」というのは、「喪服はレンタルで」というようなことではなくて、「おしょうゆが切れたら隣のお家に借りる」というようなことです。これは少し難しいかな、と思いました。モノに頼らず、人とのつながりを大切に、ということだと思いますが。

 

それでも、金子さんの主張は当時のわたしの気分に合致する点が多かったので参考にしていました。

特に、「シンプルライフは節約とは違う。モノを買うときは一番好きなものを選ぶから、かえってお金がかかることもある」

「シンプルライフは物欲を否定しない。むしろしっかり向き合う」

という点には当時とても共感しました。

 

面白かったのは、「ビニール袋を買う」という提案です。スーパーでもらうあのビニール袋です。これをサイズごとに分類したり、たたんで収納することが手間なら、ビニール袋を買ってはどうか、ということをおっしゃっていたのです。そうすれば、はじめからきれいにたたんであるし、サイズも一定だから、広げてみたら思ったより小さくて使えないとか、穴が開いていたとかいうこともないし、お金を出しているから大事に使う、というような理由だったと思います。エコ的な観点ではあまりよくないかもしれませんが、なかなか合理的で面白い発想です(これはあくまでも例であり、金子さんがビニール袋を買うことを推奨している、というわけではありません)。

これまで当然のように買っていたものを疑う、というのはよくありますが、「買うものではない」と思っていたものをあえてお金を出して買う、ということを考える人はあまりいません。わたしはビニール袋は買っていませんが、この話が印象的だったので今でも覚えています。柔軟な発想は真似したいと思いました。

 

久しぶりにサイトを覗いてみて見つけたのが、先日紹介したブログです。

海辺のシンプルライフ

 

僭越ながら、もう学ぶことはないかな、と思っていたのですが、金子さんのサイトからまた新たな気付きをもらったような気がします。

 

ミニマリストやシンプルライフ系の情報はもうあまり求めていないのですが、たまには見てみると新たな発見などあるかもしれません。