ミニマリストの小宇宙

ミニマリストの小宇宙

minimalist's microcosm

「感銘を受けた本」は手放していい

 

本には様々な知恵や知識が詰まっている。

カレンキングストン「4つのガラクタ」

 

わたしが「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読んだのは数年前ですが、この本の存在はそれより前から知っていました。

Amazonのレビューを始め、インターネットで彼女の「名言」をいろいろ読んでいました。

 

新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)

 

中でも、「あなたが崇高な道を選べば、必要なものはすべて与えられる」という言葉が印象的でした。

今でもとても好きな言葉です。

 

数年後、新装版が出たのをきっかけに、本を読んでみることにしました。

わたしはかなり期待をして読みました。

しかし、期待していたような刺激は得られませんでした。

 

彼女の言葉は、すでに、わたしの中にあったのです。

「カエルのコレクションに足を取られている場合ではないのです」などというものまで覚えています。

 

いい本だったら持っておこうかな、と思っていたのですが、持っておく必要は全く感じませんでした。

この本が「いい本」じゃなかった、ということではありません。 

この本の内容はすでに自分の中にあるから、「本」として外部に持っておく必要がないのです。

 

本は「媒体」です。

伝えるための媒体。

どんな名言も、紙の上に載せたまま、本棚に並べておくことに意味はありません。

 

自分がとても感銘を受けた本、というのは、一見大事に持っておくべきものに見えるかもしれません。

しかし、本当に感銘を受けたのであれば、「本」そのものは、すでに「媒体」としての役目を終えています。

 

本を手放しても、ちゃんと自分の身になっていればいいんです。

 捨てて後悔したものは何もない。人は後悔を重ねて生きていく

 

本当に大事にすべきなのは、「いい言葉が書いてある本」ではなく、

「その本を読むことで、自分の中に残った言葉」。

大切なものは結局心の中にしかないのです。