ミニマリストの小宇宙

ミニマリストの小宇宙

minimalist's microcosm

「ちょっといいものを持つことで、それにふさわしい自分になれる」という幻想

 

「ちょっといいものを持つことで、それにふさわしい自分になろうと努力できる。だからちょっと背伸びしていいものを持とう」という考え方があります。

 

わたしも以前はこのような考え方に共感して、必要以上に「いいもの」を持とうとしていました。

 

ですが、わたしの場合、持ち物の威光を借りてもたいして変わりませんでした。

 

むしろ、「こっちよりあっちの方がかっこいいかな」とか、「すべての持ち物をちゃんとしたものにしなければ」とか、そっちの方に意識が行ってしまって、本当の意味での成長には何もつながりませんでした。

 

当時わたしは、ブランドのバッグや財布を持って、「着飾っているけれど中身がない人」ということをわざわざアピールしていたようなものです。

 

持ち物ばかりこだわって中身は何もついていけていないのなら、かえってそのギャップは自己肯定感を下げると思います。

そしてそれを埋めるために、もっと良いものを身に着けようとする悪循環に陥ってしまうのではないでしょうか。

 

今は、見た目ふつうだけど話してみるとすごい、という人の方が憧れます。

中身のある人間になりたい。