ミニマリストの小宇宙

ミニマリストの小宇宙

minimalist's microcosm

「完璧な収納」はキリがない

  

わたしはドキュメントファイルで書類の保管をしているのですが、中身のわりにかさばるのと、素材が硬くて扱いにくいことに不満をもっていました。

 

astudyinscarlet.hatenablog.com

 

 

 

もっとかさばらないものに変えようと、ファイルを買ってきました。

ごく普通のA4のファイル。無印良品のものです。

 

ドキュメントファイルと並べたところ。

f:id:astudyinscarlet:20170803175130j:plain

 

ドキュメントファイルはファイル自体に厚みがあるのでどうしてもかさばります。

 

さっそく中身を出して、移していきます。

が、どうにもうまくいきません。

 

わたしのカテゴライズはざっくりとしたもので、年金関係、保険関係、会社関係、などをひとまとめにしているので、それらをひとつのポケットに入れるのは無理がありました。

1~2枚ずつ入れるためのファイルに何枚も収納しようとするのでバランスが悪く、なんだかとても頼りなく不安定なのです。

ポケットはたくさんありますから、分散させれば収まるはずです。しかしどう分けるのか、増えたらどうするのか、考えるほど複雑になっていきます。

 

途中でやめました。

 

これまで通り、ドキュメントファイルを使おうと思います。

 

新しいファイルという買い物も、入れ替えようと試行錯誤する時間も、徒労に終わりました。

 

しかし得たものもありました。

これまで欠点ばかりが目についていたけれど、いざ他のものを使ってみたら、良いところが見えてきたのです。

 

じゃばらになっているドキュメントファイルは、ポケットからいちいち出さなくても1枚ずつ中身が見えるし、蓋がついているので逆さになってもこぼれません。

年金関係の書類などおそらくこれからも増えていきますが、それを受け入れる容量もあります。

 

同じものを使っていても、「ここが気に入らない」「もっとこうだったらいいのに」と思いながらではなく、「多少の欠点はあるけれど、使い勝手も悪くないし、これで十分だな」という意識に変わったので、ここに書類を入れるときの心が穏やかになりました。今は、多少かさばることは、そんなに必死になって解決しようとしなくても別にいいかと思っています。ものすごくかさばるわけではなく、たった数センチです。生活に支障があるわけでもありません。

 

 

「これを買えば解決する」「新しい便利なものを使えばもっと良くなる」と思っていても、 

次から次に収納グッズが売られ、買われるのは、「それを買っても決して解決することがないから」なのです。

 

 

「すっきりきれいに収納したい」というのは、求めても求めてもキリのない、徒労ばかりが増える欲望なのかもしれません。

 

 

収納は不完全な方が良いのではないかと思っています。

持ち物は増えたり減ったりします。

完璧な収納は、そのたびに「完璧」を失います。

 

 

書類は、無くさないことが大事です。

必要なときにすぐに見つかることも大事です。

凝ったことをしなくても、その目的がかなえられていれば、それで十分です。

シンプルであるということは、そういうことだと思います。