ミニマリストの小宇宙

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minimalist's microcosm

・ミニマリストの小宇宙・

ルイ・ヴィトン のストール

 

 

もう何年も前の話ですけれども

ルイヴィトンのモノグラムの 白いストールを買ったことがあります

 

すっかり忘れていたのですが

ふと思い出したので

このストールについて少し 書きたいと思います

 

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買ったのはまだ 上質なものを持つとか

いいものを一つだけとか

そういう風に思っていたころです

 

今はもう手放してしまったんですけれども

買ってから手放すまでの間

おそらく 2~3年はあった と思いますが

この間 なんと一度も使うことがありませんでした

 

遠慮してしまって使うことができなかったんです

 

真っ白なストールだったこともあり

ちょっと引っ掛けてほつれてしまうとか

ちょっと何かが飛んで小さなシミがついてしまうとかいうことを

必要以上に 恐れていたと思います

 

ストールなんてただの布なのに

広げたり畳んだりすることにさえ細心の注意を払って

ついに一度も身に纏うことが できませんでした

 

 

今振り返ってみると

 

いちばんいいものを選ぶとか

持ち物はすべて上質なものでなければいけないとか

綺麗な状態のまま何十年も使い続けたいとか

現実離れした理想を掲げて 

行き過ぎた完璧主義に陥っていたと思います

 

 

上質なものに触れることは

そのこと自体は悪いことだとは思いません

 

ですが遠慮して使えないのなら

いくら上質なものを持っていたって意味がありません

 

持っているものは使った方がいいし

使いこなせないならそもそも買わない方がいい

 

 

今の私は

ハイブランドのものを持ちたいとか身につけたいとかは思わなくなりました

 

 

それは

自分には安物で十分 とか そういうことではなくて 

 

必要以上に「いいもの」で身を固めることに

もうそれほど魅力を感じないのです

 

 

「上質なものを持つ豊かさ」というのは

結局は「上質なもの」に依存した豊かさです

 

それは突き詰めれば

「モノがなければ豊かじゃない」という価値観です

 

私が求めているのは

そういう豊かさではないと

 

今はもう 知っています