ミニマリストの小宇宙

ミニマリストの小宇宙

minimalist's microcosm

・ミニマリストの小宇宙・

ミニマリストは利用される? /DaiGo「片付けの心理法則」

 

 

今更こんな話をするのも何ですが

 

メンタリストの DAIGO さんの片づけの本というのがありまして

 

 

 

ブログで取り上げられているのもたまに見かけるのですが

実はこの本の中でダイゴさんはミニマリストを軽くディスっておられます

軽くですよ

一応フォローと言うか予防線は 貼ってあります

 

これについて

なぜこんな書き方をしているのか

これってこういうことなんじゃないのかっていうのに

気が付いたのでその話です

 

 

 

 

ミニマリストを否定する有名人たちの共通点

 

ミニマリストを否定する有名人たちに共通しているのは

ミニマリズムではない自分の方法

をアピールする必要があるということです

 

断捨離の やましたひでこさん なども一時期ミニマリストを ネガティブに捉えた発言をされていたと思います

一応言っておきますが 私はこのお二人 に対して別に恨みはないです

 

外にも

素敵なライフスタイル系の方々にも時々 こういう傾向が見られます

 

私の方法は ミニマリストのように極端なものではなく もっと違う方法です と言うんですね

なんでもかんでも捨ててしまう

必要なものまで捨ててかえって不便になってしまう

とにかく減らせば減らすほどいいと思っている

そういう極端な例ですね

そういうものをミニマリストだということにして

 

私の方法は そういうものではなく

大事なものはちゃんと残すし 大切にするし

好きなものも好きと言うし

目的はあくまでも 効率化とか 何かの最大化 であってそのために物を減らすのだからかえって手間が増えるような本末転倒なことになったりしない

 

とにかくミニマリストとは違う もっと豊かなものであると

そういう主張をするのですけれども

 

実際ミニマリストだって言ってる人たちの中にそういう極端な人達っていうのはものすごく少ないですね

ほとんどの人は 必要なものまで捨てたりしないですし

DAIGO さんの本に出てくる 洗濯機を捨てて洗濯板で手洗いしていますみたいな

そんなに極端な人っていうのは本当に少ないです

 

とにかくモノを減らすことが最優先で

モノが増えるから趣味も友人も要りません

みたいな

そういう人も いないとは言い切れません

 

ですが

ミニマリスト=そういう人 ではないのです

 

一口にミニマリストとは言っても

程度も目的もそれぞれで

グラデーション と言うか 多様性と言うか

まあいろんな人がいますよ

 

 

それなのにも関わらず

あえてそういう極端な例を持ち出して

ミニマリストはこういうものだっていう風にして

それを否定する必要が

なぜあるかと言うと

 

じゃああなたの方法はミニマリズムと何が違うんですか って聞かれたら都合が悪いからですよね

究極を言えば同じことですから

断捨離もミニマリズムもシンプルライフもときめきのお片付けも 全部違うものですけれど 大きくは同じなんです

 

この言葉は 意識高い感じがするので私はあまり使いたくはないんですけれども

要するに 「選択と集中」 じゃないですか

 

細かい違いはあるけれど

突き詰めていくと同じことなんですよね

 

 

だけど 彼ら 彼女ら にとっては 同じじゃまずいんです

二番煎じ三番煎じになっちゃいますから

 

だから自分の方法の方が優れているんだっていうことを主張するために

ミニマリストというものを自分で勝手に定義してそれを否定する

 

 

 

この構造って

なんかどこかで見たような気がするなと思いまして

 

これって安倍首相がやってたのと同じ手法なんじゃないかと

気が付いたんですね

 

一文字たりとも変えてはいけない議論すらしてはいけないなんていうことを相手は言っていないのにも関わらず

相手がそういう主張している かのように言って

だから相手は間違っているという風に持って行ったのが 安倍さんのやり方でしたから

 

そういうわけで 彼ら彼女らは

「ミニマリストはとにかく物を減らしたいだけの人」

「物を減らすことにばかりフォーカスして本末転倒になってしまっている人」

「物を減らしたいがために人生を楽しまないつまらない人」

みたいに定義せざるを得ないんですね

 

どこまで意識的にやってるかっていうのはもちろん分かんないですけれども

DAIGO さんは確信犯なんじゃないかと

むしろそうでなければ

これほど発信力のある人が

ミニマリストに対して誤った理解をしているということになりますので

確信犯であってほしいものです

 

 

中にいると気づけない

 

以前の私は

 

ミニマリズムは誤解されていると思っていたし

なんとか誤解を解きたいと言うふうにも思っていました

 

 

今はもうミニマリストを名乗ることはやめたし

自分がミニマリストかどうかっていうのももう どっちでもいいと思ってるんですけれども

そういう心境になったからこそ 見えてくるものがあると言うか

そういうことかって 気づけたんじゃないかなって思います

 

astudyinscarlet.hatenablog.com

 

 

物事 は

その渦中にいる人よりも

外から見ている人の方が よく見えると言う

そういうことかもしれません

 

 

「ミニマリスト」は利用される

 

「ミニマリスト」は

残念な比較対象として

彼らの 主張 をより魅力的に見せるための道具に使われやすい

 

おそらくこれからも「ミニマリスト」の立ち位置はいろいろ変わっていくでしょう

 

いいように持ち上げられたり批判されたり

 

これはあくまでも言葉としての「ミニマリスト」が利用される運命にあるということであって

ミニマリストを目指したり名乗ったりする人が直接的に何かに利用されるということではありませんが

誤解を生んだり イメージが悪くなる ということはあると思います

 

 

DaiGo 「片付けの心理法則」

 

全体としては良書というか

この手の本の中ではおすすめできる部類に入ります 

 

(彼の専門は心理学だと思いますが 行動経済学と被る部分が多いので ある程度知っている方の場合は目新しさはないかもしれません

Daigoさんの本はマス層向けにやさしく書いてあるので その手の話を初めて読むならとても良い本です)

 

 

モノが勝手に減っていく7つの質問

など

 

定番の考え方から 少しひねった手法まで紹介されているので

自分に合った方法が見つかりやすいのではないかと思います