ミニマリストの小宇宙

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minimalist's microcosm

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こだわりたいのは「数」ですか? 私が「 1 in 1 out 」しない理由

 

 

 

astudyinscarlet.hatenablog.com

 

 

昨日の記事で

私は1 in 1 out が好きじゃないっていうことをちらっと書いたのですが

なんで好きじゃないのかという話です

 

「1 in 1 out 」とか「 1 in 2 out 」というのは

一つ買ったら一つ捨てる

あるいは 一つ買ったら二つ捨てる ということですね

ミニマリストやシンプルライフ系の情報でよく見かけるテクニックです

 

1 in 1 out は持ち物の数を一定に保つという目的に対しては有効な方法だと思いますし

ゲーム感覚っていうのも分からなくはないです

それでもあえて 問います

 

こだわりたいのは「数」ですか?

 

数は結果であるべきで 先に決まるものではないんです

 

必要になれば手に入れる 必要なくなれば手放す

それだけです

これまで何をいくつ持っていたか

今の持ち物の量と比べて増えるか減るかということは

その意思決定には 本来関係ないはずです

 

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1 in 1 out に関しては 疑問に思っている点が二つありまして

一つは 今言ったように 数にこだわってるというか囚われてるっていうことで

もう一つは数を考えるのであればそもそも計算が合っていない

収支が正しくないっていうことです

 

計算が合わないというのはどういうことかと言いますと

例えば

私は最近鞄を 一つ買って 二つ手放して

それを「1 in 2 out 」という風に表現しました

 

これはこの時点だけ切り取れば確かにその通りなんですけれども

でも もっと引いて見た時に

この 1 in 2 out っていうのは

本当は「3 in 2 out 」なんです

 

アウトした2つは 初めから持ってたわけじゃなくて

過去のいつかの時点で インしたものですからね

 

ここでさらに引いて見てみると

例えば私が生まれてから今までに買ったりもらったりして 手にしたものが

数字はデタラメですけれど仮に1万個あったとします

そしてこちらもデタラメですけれど

今私の持ち物が全部で200個あったとします

これを表すと「10,000 in 9,800 out 」ですね

アウトの数は1万を超えることはないです

アウトの方がインよりも多くなるって事はないんですね

 

一部だけ切り取ればマイナスの方が多く見える瞬間っていうのはあるんですけれども

総量で見ると 持ち物の数は常にプラスなんです

ということはですよ そこだけ切り取ったってしょうがないんです

 

ありふれた慣用句ですけど

人は何も持たずに生まれてくるし 死ぬときは何も持っていけない

1 in 1 out なんてしなくても

0で生まれて0で死ぬんです

生きてる間は何かしらモノが必要で

そして生きてる過程によって必要なものは変わる

必要な量も数も変わる

それを一定に保とうとすることには何の合理性もないんですよ

 

必要な物っていうのは 器の大きさで決まるわけじゃないんです

入れ物が中身に先行してはいけない

例えば自分にとって必要なカードの数は財布のカードスロットの数で決まるわけではない

自分の愛蔵書の数は本棚のサイズで決まるわけではない

それと同じように

自分にとって必要なものの数というのも

今持っている持ち物の数に影響を受ける必要はないんです

 

 

astudyinscarlet.hatenablog.com

 

 

 

何かが必要になって手に入れる時に代わりに何か手放そうっていうのは心がけとしてはいいと思いますけれど

ちょうど同じタイミングで必要ないものができるかって言うとそうじゃないですよね

逆にすぐパッと何か捨てられるんだったら

それは元々別にいらなかったってことなんですよ

 

何か新しいことを始めようとか

買い替え以外の場面で 1 in 1 out がスムーズにできるためには

すぐに手放すことができるもの

言ってみれば持ち物の余剰というか遊びの部分ですね

そういうものがたっぷりないと難しい

 

それが簡単に出来るって事は

いつでも犠牲に差し出すことができるようなどうでもいいものをいっぱい持ってるって事で

もちろんそれが悪いというわけではないですけれど

そういう場合は1 in 1 out なんていう悠長な方法を採用するよりも

「何かを買ったときの out 候補」をごっそり断捨離してしまった方が

早くすっきりできるのではないかと思います