minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「消費は投票」と言うけれど、1円の格差は1票の格差どころではない

1円の価値は万人に等しいか? 消費は「投票」だが、「普通選挙」ではない 自分目線か、他人目線か 「美人投票」とは 「美人投票」的な消費 消費は投票、の疑問点 1円の格差は、1票の格差どころではないから 1円の価値は万人に等しいか? 1円で何が買えるか、…

誰かのブログが誰かの毎日を変えているかもしれない

人生を変えた一冊の本。一本の映画。 どんなに本を読んでも何も変わらない私はただ羨むばかりだ。 本を読んだくらいで変わるものか。 そんなに素直じゃない。 そんなに純粋じゃない。 本なんかいくら読んだって、どんなすばらしい映画を見たって、外国に行っ…

生きることは後悔を重ねること

astudyinscarlet.hatenablog.com 「葬式ってこんなに明るかったっけ」 真っ白なホールは淡いピンクのバラで飾られ、葬式というより結婚式のようだった。バラの花は故人の希望だそうだ。 時間が経つにつれ、いろいろなことを思い出す。 数ヶ月前、仕事の用件…

みかんの皮とふきのとう

幼い頃、はじめて憧れた「大人」は、みかんの皮をきれいに剥いた。 私のは皮がつながらずボロボロと細かくちぎれた。 どんなにがんばっても、その人のようにひとつなぎに剥くことができない。 大人になったら、できるようになるのだろう。 当時の私にとって…

「捨てられないものには、その人のコンプレックスがあらわれる」説について

「使っていないのに捨てられないものには、その人のコンプレックスがあらわれる」とはよく言ったものです。 おしゃれに見られたいから、着ない服でも捨てられない。 知的に見られたいから、読まない本でも捨てられない。 私は映画でした。 映画が好きだからで…

7万円の服を買ってクラクラしている

訃報を聞いて真っ先に思うことが、香典はいくら包めばいいだろう、であったのはおそらく恥ずべきことなのだろう。 故人は私にとって会社の上司にあたる。 私は、故人にはお世話になったと思う。 しかし悲しみはまだ感じることができないでいる。 訃報は突然…