minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

「星のや富士」でグランピング

 

 

 

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星のや富士はこんなところ

日本初のグランピングリゾート

四季折々に表情を変える河口湖を見晴らす丘陵に、日本で初めてのグランピングリゾートを創りました。

国立公園として保護されてきた、赤松の美しい林に霧が揺蕩うように浮かぶテラスと小さなキャビン。

ここでは、アウトドアの楽しさを知り尽くしたグランピングマスターが、心地よ い自然の寛ぎにご案内します。

「現代を休む日」にふさわしい、誰もが自然を好きになる新しいキャンプスタイルです。

星のや富士 HOSHINOYA Fuji|グランピング【公式】

 

グランピングとは?

「glamorous」+「camping」、グラマラスなキャンプ、だそうです。

道具を用意したり準備や片付けをしたりといったことは何も必要ありません。

とにかくすべて用意されていて、宿泊者は楽しむだけ。

また、星のや富士はテント泊ではなく、客室があります。

キャンプというより、いろいろなアウトドア体験が気軽に楽しめるラグジュアリーホテル、という感じです。

 

キャビン(客室)はこんな感じ

キャビンは、四角いスコープをたくさん並べたような特徴的な建物。

傘とレインブーツが各部屋に用意されていました。

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大きな窓からは富士山と河口湖。

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星のやにはテレビがありません。
昨日までの忙しさを、すっかり忘れてしまえるように。

星のやの照明は、少し暗くしています。
自然の光の美しさに、きちんと気づいてもらえるように。

星のや HOSHINOYA Luxury Hotels | 全ての星のや【公式】

 

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部屋の鍵にはバードコール(どんぐりのように見えるものです)がついています。

まわすと鳥が鳴くような音がします。うまくいけば鳥が寄ってくるとか。

 

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キャビンについたら、スタッフの方がお茶を入れてくれます。お茶うけは山梨の干しぶどう。 

 

ドリンクやアメニティも一式そろっています。

タオルやパジャマ、ドライヤーなども完備。歯ブラシやスキンケア用品はもちろん、入浴剤まで用意されていて、完全にホテルです。

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テラスリビング(広いベランダみたいな感じです)ではキャンプファイヤーが楽しめます。

火はスタッフの方がつけてくれます。5~6時間で勝手に消えてくれるとのこと。

広いソファは、大人3人で横になっても余裕でした。

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夜は静かです。カエルの鳴くのが聞こえます。 

 

こちらは朝の景色。壮観です。

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グランピングアイテム

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グランピングを楽しむためのアイテムが借りられます。

リュック(好きなものを選べます)の中には、双眼鏡、ヘッドランプ、ブランケット、おやつのビスケットなど。

オリジナルボトル(カラビナ付きの水筒)は記念にお持ち帰りくださいとのこと。

部屋にはコートがかかっていました。行ったのは5月でしたが、夜はけっこう寒いです。

かさばる防寒具を持って行かなくていいのはうれしい。

 

 

パブリックエリア

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こんな感じで自然の中にあります。

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森のなかにハンモックが。

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ゆられる。もうずっとこのままでいいような気にさえなる。

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ハンモックの魅力に気づいてしまいました。

自分の家に欲しいとかは思いませんけどね。自然の中にあるからいいんだろうな。 

 

ライブラリーカフェ

本とフリードリンク。

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お菓子もあります。楽しみ方は後ほど。

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薪ストーブ。ここでゆっくり読書なんていいですね。

椅子の革がほんのりあたたかくて幸せです。薪割り体験もできます。

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建物の外にも、いたるところに椅子やベッドが。

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テントもあります。

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焚き火ラウンジ

焚火でスイーツバーベキューが楽しめます。

何それ? と思いましたが、マシュマロなんかを炙るあれですね。

こちらもすべて用意してあるので、手ぶらで楽しめます。

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焚火はずっと炊いてあるみたいです。

夜はキャンプファイヤーみたいな感じになります。

 

焚き火BAR

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夜はバーになります。バイオリンの生演奏やモノクロ映画の上映など、エリア全体が大人な雰囲気に。

(写真が下手すぎますが、実際はもっといい感じです)

焚火を囲むのもいいですし、グラスを片手に思い思いの場所でゆっくりくつろげます。

 

木漏れ日デッキ

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朝にはこの場所で体操のプログラム(おそらくもっとおしゃれな名前だと思いますが)があったので参加しました。

ヨガみたいなのを想像していましたが、予想外にハードで膝が笑う。

インストラクター役のお兄さんは余裕の表情。ここで働いてたら体力要りますよね。

 

空中ベンチ

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座るとこんな感じ。

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空中ベンチから見上げた空。

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ダイニング

体を動かしたあとの朝食。ダッチオーブンの焼きたてパン。ふわふわ。

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ダイニングでの朝食のほか、キャビンにモーニングBOXを運んでくれるサービスや、石窯でキッシュを焼くプランもあります。

 

森の珈琲店

パーコレーターでコーヒーを淹れてくれます。

かなり惹かれましたが、朝食にコーヒー飲んだばかりなのでカモミールミルクティーの方をお願いしました。

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はちみつでほんのり甘い。 

 

アクティビティ

このほかにも、予約制でカヌー、乗馬、ピザや燻製づくりなどいろいろな体験ができます。

本来は連泊してこういったことを楽しむような場所なのでしょう。

わたしは1泊だったのでアクティビティはせずゆっくり過ごしました。 

 

なにもしない贅沢

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ファッション的なアウトドアでしょ? なんて思っていましたが、非常に楽しかったです。

月並みな感想ですが、来てよかったなあ、と。キャンプではないですけどね。

自分でいろいろやるキャンプも楽しいですが、グランピングの場合は何もしなくていいので、自然を感じたり、くつろぐことに集中できます。

 

なんにもしない贅沢。

ハンモックに揺られて、空を見る。

 

「現代を休む日」。

たまには非日常もいいですね。