結局人は誰でも自分が好き。
一番興味があるのは自分のこと。
わたしは「新しく読者登録してくれた人のブログ」は必ずチェックしています。
もちろん、その後もすべてのブログを追い続けることはできませんが、必ず一度は目を通します。
それはお礼でも何でもなく、興味があるからです。ブックマークやスターの場合も同様です。
読者登録は自分への好意だと思っています。
このブログが気に入ったという意味だけでなく、「この人に営業かけよう」という意味であっても、わたしを選んでくれたのであれば広い意味では好意です。
スターでもブックマークでも読者登録でも、何かしらアクションをくれた人のブログというのは、わたしにとってはその時点から「知らない人のブログ」ではなくなります。
「知らない人のブログ」から、「自分に好意を向けてくれた人のブログ」になる。
ブログの内容にかかわらず、「自分に好意を向けてくれた人のブログ」だから興味があるのです。もちろん、内容に興味があればさらに惹かれます。
単純というかなんというか、このことはコメントや言及をいただくとさらに顕著です。
わたしは結局自分が好きなんだろうと思います。
そしてこのことは、おそらくわたしだけではなく、多くの人に当てはまることなのではないでしょうか。
カーネギーの「人を動かす」は有名すぎる本ですが、自分にもやっぱり当てはまる。
「結局人は誰でも自分が好き、一番興味があるのは自分のこと」
というのは、カーネギーの言葉ではなくわたしの覚えている印象です。
(本が手元にないため引用できません)
Aさんがわたしに「Aさんのブログを読む」という行動を起こさせるためには、
わたしに対して「ブログを読んでね」とは言う必要がなく、
「あなたのブログを読みましたよ」とわたしに知らせるだけで良い、ということです。
そうすれば、自分のブログについては何も言わなくても、わたしをAさんのブログに誘導することができます。
(身も蓋もないことを口走っている気がしますが、事実です)
相手に、自分への興味を持ってもらうためには、自分の話ではなく、相手の話をする。
誰でも、「自分のアピールばかりしてくる人」より、「わたしを褒めてくれる人」の方に興味を持ちますよね。
本を読んだときは何とも思っていなかったのですが、最近になってふとこのことに気が付きました。
そのときはわからなくても、読んだ本というのは頭の片隅に何かを残しているものなのかもしれません。
読み返したらまたあらたな発見がありそうです。