「そのうちまた訪れたい」と思った場所でも、その後本当に訪れることは少ない。
機会があれば、と思った歌舞伎にも、あれから足を運んでいない。
しかし2度目があることもある。
去年訪れたモネの池。
季節が巡ったので再び訪れることにした。
わたしの写真では魅力があまり伝わらなかったかもしれないが、それだけ惹かれる場所なのだ。
今回は写真を撮ることが目的ではない。
(とはいえそれなりに撮影はした)
前回は本当にスマホの画面ばかり見ていたので、今回はちゃんと自分の目で景色を見ようと思っていた。
池に着くと、水面にかぶさるように茂ったみずみずしい葉に、季節が変わったことを実感する。
この日は前に訪れたときよりも水が澄んでいた。
同じ構図で比べるとこんな感じ。
12月
参考:12月・冬のモネの池
5月
緑が淡く、冬よりも明るい印象。
水底に影が映る。
波紋。
あたたかくなって、池のまわりにも花が。
睡蓮はまだ咲いていない(つぼみはいくつか見ることができた)。
池のまわりにも目を向ける。
田園風景というのか、緑の山々と田んぼ、遮るものがない空が広がる景色がすがすがしい。
駐車場のすぐそばにある橋から。
川の水がきれい。
右に見えるのは山藤。
前回は空いていたが、今回は池のまわりも観光案内所も混んでいた。
これからがちょうど良い時期なのかもしれない。