昨年末からインデックス投資を始めました。
投資を始める前後のおよそ2ヵ月間は、本やブログを読んだりネットで調べたり、夢中で情報を集めてそれを検討していました。
投資のことばかり考えていたと言っても過言ではありません。
寝ても覚めても、アセットアロケーションだの騰落率だの、コストを抑える組み合わせから、税の優遇がある口座には何を振り分けるか、リバランスがしやすいようにするにはどうするかなど、そんなことばかり考えていました。
しかしほどなくしてその情熱は冷めてしまいました。
すでに「投資のことを考える」のに飽きてしまっています。
散々悩んでポートフォリオを組んだのですが、
1年間の計画を立ててしまったあとは、とくにやることがなかったのです。
今は株価が下落しており、証券会社からそのことを知らせるメールなども届くのですが、適当に読み飛ばしています。
できることは何もないので何もしない、それだけです。
これは別にネガティブな考え方ではなく、わたしが行っているのがそういう投資法なのです。
インデックスファンドを毎月ひたすら積み立てるだけですから、いくら考えたところでパフォーマンスが上がるわけではありません。市場次第です。自分でできることは、せいぜい手数料を始末する程度です。
水瀬ケンイチさんの「ほったらかし投資術」も読みましたが、それ以上にほったらかしです。
投資のことばかり考えていた期間は自分でもちょっと異常だったと感じているので、これで良いのだと思います。
つみたて投資は「上がってもうれしい、下がってもうれしい」と言いますが、
それだと距離が近すぎるような気がします。
「上がっても下がっても別に気にならない」というぐらいがちょうど良い距離感かもしれません。