あれこれ考えてはみたものの、結局シンプルなポートフォリオを組みました。
シンプルといえばこれ以上ないくらいシンプル。
買うのはひとつだけです。
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のみ。
去年かなり話題になっていた商品です。
新しいものや流行りのものに飛びつくのはどうなんだ、ということも考えたのですが、現時点ではどう考えてもこれがベストなのです(わたしにとって、ですよ)。
ideco・つみたてNISAでも取り扱いがあります。
バンガード社のETFをひたすら買い付けるだけのシリーズ。
だったら自分で買うよ、と言いたいところですが、海外のETFはドル建てでないと買えないのです。自動積立もできません。ある程度の金額(最低でも30万円ぐらい)で買わないと、手数料が割高である、ということもあります。
積立ができないのでスポットで買うことになりますが、買うタイミングは、「為替」と「基準価額」の2つを気にしないといけません。
海外ETFは、「わりと高額を投資できて、手間もいとわず、タイミングも自分で決断できる」という人には良いのですが、毎月少しづつ自動で積み立てたい、という人には向かないのです。
そのETFを、少額から、円で、自動積立ができるようにしたのがこの商品です。
ファンド・オブ・ファンズは手数料が2重になるのでコストが高いのですが、バンガード社の手数料がそもそもとても安いことと、楽天の手数料もかなりチャレンジングな水準なので、2重であるにも関わらずふつうの投資信託の手数料と比べても安いです。バンガードの手数料はおそらくまだ下がるので、その点も期待できます。
シリーズでいくつか種類があるのですが、全世界に分散投資できるVTを選びました。
(わたしがファンド選びでいちばん悩んだのは、VTかVTIか、というところです)
投資は自己責任ですから人様におすすめはしませんが、わたしはこれひとつだけをひたすら積み立てています。
わたしはすでに投資のことをあれこれ考えるのに飽きているので、シンプルにしておいて本当に良かったと思っています。
足すのはあとでいくらでもできますから、最初から複雑にしないことです。
↓ インデックス投資のバイブル的な一冊。