「ゼロ・ウェイスト・ホーム 」という本を読んで、
「ティッシュペーパーを使うのをやめてみよう」と思い立ちました。
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どうなるかわかりませんが、とりあえずやってみる、という感じです。
今使っているものは、捨てないで、見えないところに片づました。
- ティッシュの代用品
- ティッシュは本当に必要?
- ティッシュなしで1週間暮らしてみた
- ティッシュのない暮らしのメリット
- お金を出してゴミを買っていた
- だけどやっぱりティッシュは欲しい。
- ゼロ・ウェイストの可能性
ティッシュの代用品
何かをこぼしたときには布巾やウエス、肌に使いたいときにはハンカチ。ガムを捨てるなら、ガムの包み紙を使えば良いし、要らないレシートなどでも代用できます。
目薬を差すたびにティッシュを使い捨てていたなんて、今思うととても資源の無駄遣いだったと感じます。
鼻をかむのはまだ機会がないので試していませんが、ティッシュよりもハンカチの方が肌荒れもしなくてかえって良いかもしれません(ティッシュで肌荒れするのは摩擦だけでなく、ティッシュを作るのにはいろいろな薬品を使っているから、という話を聞いたことがあります。たしかに、ティッシュは白いので漂白などしているだろうなあ、と思います)。
ティッシュは本当に必要?
そもそも、どうしてティッシュペーパーが必要だと思い込んでいたのでしょうか。
ティッシュはもともと化粧落とし用の製品で、発売当初は高級品だったとも聞きます。
あると便利かもしれませんが、決して、生活「必需」品ではないはずです。
これまでは目につくところにティッシュがあったから、特に何も考えず、ちょっとしたことですぐにティッシュを使っていました。
ですがそのほとんどは、ティッシュを使わなくても済む用途だったのです。
ティッシュなしで1週間暮らしてみた
ティッシュを使うのをやめて、1週間暮らしてみました。
必要になれば無理せずティッシュを使おうと思っていましたが、必要になることは一度もありませんでした。
ティッシュがなくて、特に困ったことはありません。
むしろ、とても快適です。
ティッシュのない暮らしのメリット
まず、手近な場所にティッシュを置いておく必要がなくなったので、見た目がすっきりしました。
もうティッシュを切らす心配をしなくて良いし、買いに行く必要もありません。
少しでもマシなパッケージのものを探したり、枚数や値段を見比べる必要もないですし、かさばるティッシュの箱を抱えて家に帰るということもしなくてよくなるのです。
置き場所に困ることもありません。
おどろくほど快適になりました。
「シンプルライフ」ってこういうことだったなあ、と、原点に立ち返ったような気持ちです。
少なくとも、わたしが目指すのは、シンプルでおしゃれなティッシュカバーで部屋を美しく整える「見せかけのシンプルライフ」ではありません。
ゼロ・ウェイストは、わたしが求めるシンプルライフと、かなり近いところにあると感じます。
お金を出してゴミを買っていた
ティッシュは使い捨てです。一度使えばゴミになります。
これまでわたしは、お金を出して生活必需品を買っているつもりでいました。
ですがそれは違いました。
わたしは、お金を出してゴミを買っていたのです。
はじめに「ティッシュの代用品」としてウエスやハンカチなどを挙げていますが、そもそもこの考え方が間違っていました。
「代用品」はティッシュの方です。
ティッシュは「洗わずに使い捨てる布巾」であり、「一度使っただけで捨てるハンカチ」なのです。
だけどやっぱりティッシュは欲しい。
その後、花粉の季節が訪れて「ティッシュなし生活」はあっさり断念しました。
部屋にはティッシュがありますし、なくなれば買います。
ですが、「ティッシュなしでも暮らせる」ことを知った今、なんでもかんでもティッシュを使うのではなく、なるべく必要なことにだけということを意識して使っています。
これだけでも、意識の変化としてはかなり大きいと思います。
ゼロ・ウェイストの可能性
ティッシュひとつで、ものの見方が大きく変わりました。
ゼロ・ウェイストにはまだまだいろいろな発見がありそうです。
出来る範囲で少しずつ試してみると面白いのではないかと思います。