一般的になぜ投資をするかというと
お金が欲しいからお金を増やしたいからっていうことが一番の理由になると思います
もちろん予想が当たる外れるって言うゲーム性を求めて投資をしているって言う人もいらっしゃると思うんですけれども
なんで投資をするかって言ったら
お金を増やしたいんですっていうのが一番王道の理由だと思うんですね
でも
投資をするとお金が減る可能性もあるじゃないですか
私の場合はそっちの方が嫌で
だからどっちかって言うと投資は避けてきたんですね
それで私が投資が必要だと思ったのはですね
貯金を続けてきてこのままじゃダメだなって思ったんです
それはよく言われる 貯金だけじゃお金が増えないから っていうことではなくてですね
貯金でもお金は増えるんですよ それなりには
ただその増えたお金を減らしたくないっていう思いがすごく強くなるんですね
私の場合は
そうすると貯金っていうのはもちろん使うために貯めるわけですけれども
それがだんだん貯金のために貯金をしてるような状態になって
でも減らしたくないしもっと増やしたい
という状態になるんですね それってあまり良くないですよね
そういう姿勢はあまりこう健全ではないというか
すごく執着してる状態なのではないかと思いまして
お金っていうのはやっぱり使ってこそのものじゃないですか 基本的には
貯めることができるって言うのはお金の画期的な機能の一つであったわけですけれども
なんで貯めるかって言うと
大きい額にして使うっていうことであったり
今じゃなくて将来使うっていうことであって
貯めるために貯めるわけではないんです
だから貯めたお金を減らしたくないってあまりに思いすぎることは変なんですよ
だからこそ投資が必要だと思ったんですね
それはお金を増やす為っていうことももちろんあるんですけれども
もっと柔軟にならなければいけないと
投資ってのは流動性ですから
何て言うんですかね増えることもあれば減ることもあって
そういう増減に慣れていかないといけないなって思ったんですよ
お金ってそういうもんじゃないですか
使ったりとか入ってきたりとか
お金は経済の潤滑油みたいなこと言いますけど
それが本来のお金なわけですよ
貯めて持っておくっていうのはお金の機能の一つではあるんですけれども
そればっかりになっちゃうとやっぱりおかしいと思うんですよ
バランス悪いと思うんです
だから私の場合投資をするっていうことは
お金に対する考え方を変える為っていうのがすごく大きかったです
お金に対する 考え方と言うか何て言うんですかね態度と言うか付き合い方と言うか
貯金も必要なことではあるんですけど貯金に執着しちゃうんですよどうしても
それよくないなーっていうのは気づき始めたし
普通は投資するっていうとお金の事を一生懸命考えるって言うことだと思うんですけど
私の場合は反対で
むしろお金と距離を置くためっていうイメージです
その 自分の物 って言う 執着から少し楽になるべきだと思ったし
やっぱり回さないといけないんですよね お金は
お金を必要としてる場所があるわけですよね
使わないんだったらそこに貸してあげたらいいじゃないっていうことですね
誰かに貸してあげるということはもちろんリスクを伴うわけですよ
例えばお金の貸し借りだけじゃないですよね
人にものを貸したりする場合にでも
その相手がごめんうっかり壊しちゃったっていうことも全然あり得るわけで
でも反対に自分が貸した状態よりもいい状態になって戻ってくるとか
なんか申し訳ないぐらいお礼もらうとかそういうこともあるじゃないですか
投資っていうのはそういうことですよね
友人知人間の貸し借りと投資がまったく同じとは言わないですけど
どっちになるかはわからなくて
思った以上に色つけて返してもらえることもあれば
ごめん失敗しちゃったっていうパターンもありますよね
私は今すぐ使いたいこととかも別にないし
もちろんいつかは必要な時が来るんですけど何時になるかもわかんないですし
だったら今必要としてるところで使っていただいて
自分が必要になったときには
そのぶん色つけて返ってくればいいかなっていう
そういう感じですね
もちろん増えたらうれしいし
期待もしてるんですけど
それだけじゃなくて
私の投資には
お金というものをもっと柔軟に捉えなおすという
そういう目的もある
ということです