minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

現金10万円は砂漠のペットボトル

 

 

全国民に一律10万円給付されるようです

 

いろいろな条件をつけて30万円よりははるかに良いです

むしろそう見せるためにあえて最初は微妙な案を採用したのではないかというくらい

前者は愚策でした

 

どうしても条件つけたいなら「年金受給者を除く」(もちろんこの場合でも、受給額が給付額を下回る人には差額を給付する)ぐらいではないかと

これだけ経済が悪くなっても年金額は減ってないですからね

 

現状においては

得をしすぎる人がいることよりもセーフティーネットから外れてしまう人が出ることの方がはるかに問題で

ぎりぎり30万円の対象にならない人とかそういう層をきちんと救うためには

全員を対象にするのが正解です

他にも事務コストの削減や早急の実現などどう考えてもこっちが正解だといえます

 

ただ

10万円では焼け石に水というか

そんな額では効果は限定的です

 

もらいすぎて焼け太りでもいいんです

むしろ

給付の効果をしっかり出したいなら

焼け太りするくらいの額じゃないと

 

 

砂漠で喉が渇いている人にペットボトルの水1本をあげるのはとても意味があります

だけど家が燃えているときにペットボトル1本にどれほどの意味があるか

この場合「ないよりマシ」ということさえ難しいです

 

そして砂漠の人の場合でも

今この瞬間は助かるけれど

じゃあペットボトル1本でこの先も生きていけるか

10万円でもいいですがその場合は一度切りでなく「毎月10万円」がより有効かと思います

 

とりあえず3ヵ月とか半年とか給付して

それ以降延長するかどうかは個別に審査するとか

これなら今すぐ給付を始められてあとできちんと制度設計もできます

 

 

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砂漠のペットボトルは

めちゃくちゃ必要だけど

1本じゃとても足りない

 

水道が引かれた邸宅に住んでいる人にもペットボトルが届いても

それでも一向構わない

ありがたく感じなくても

備蓄に回されてしまっても

 

砂漠の中でも

ちょっと見えにくいところにいる人を見落として

その人に届かないくらいなら

 

苦しいのは

大きな声で「苦しい」って言ってる人だけじゃない

 

 

高所得者にもあげるのは不公平だとか

今はそんな不公平感に寄り添っている場合ではないです

まあそういう感情もわからなくはないですが

今寄り添うべきは経済状況です

 

「こういう人にはあげない」というルールを作って運用するコストを給付にまわして

給付の総額をあげるほうがずっと良いと思います

 

「全国民に現金を給付するコスト」は

金額が10万円でも20万円でも

100円でも100万円でもそんなに大きくは変わらないでしょうから

思いきった額を配るほど

費用対効果は高い

つまりコスパがいいということになります

 

個人的にはこれを機にベーシックインカムへの移行も計画してほしいところですが

今はとりあえず置いておきましょう

 

 

当たり前だった日常が懐かしく

不要不急のやりたいことがたくさんあります

一日も早い収束を願っています