minimalist's microcosm

ミニマリストの小宇宙

大人の余裕、「ハンサム美人なしぐさ」

 

 

「ただしいココロ」

をかんがえることにくらべれば、

「ただしいカタチ」

にむかう作業は、手っとりばやく、無駄がないような気がする。

 

文・堺雅人 (文春文庫)

文・堺雅人 (文春文庫)

 

 

 

 

 

女も男もあこがれる ハンサム美人な「しぐさ」 という本を読みました。

    

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さっそくやってみたいと思うものがいくつか見つかり、

さらにそれを実践してみると、

より深く「なるほど」と思わされたりしました。

 

以下に、本の中から3つ取り上げます。

 

 

 

明るく腕まくりをする

 

腕まくりをするときは、一の腕の内側を見せるように肘をひねる

 

「一の腕」というのはあまり聞き慣れない言葉ですが、二の腕ではない方の腕、肘から下の腕のことです。

腕まくりはよくするのですが、そんなことは考えてみたこともありませんでした。

 

「ひねる」というしぐさや、腕の内側はたいてい外側よりも白く美しいこと、「裏」を見せるという日本的な文化のことなどが説明されていますが、実際にやってみる方が手っ取り早いです。

 

ちなみに私がやっていた(そしておそらく多くの人もやっているであろう)一の腕の「外側」を見せながらの腕まくりは、「男性的で、がさつな印象」になってしまうとのことです。

 

 

アゴで考える

 

考えるとき、話を聞くとき、意見を述べるときなどに、アゴの下に手をかさねて置く

 

具体的には、手を軽く握り、人差し指を少しのばして、アゴの下に置きます。

あくまで軽く、アゴに手を添えるだけにするのがポイントです。

ロダンの彫刻のように拳を握り込むと苦悩を感じさせますし、アゴをなでたり、親指と人差し指でつまんだりすると、ひげそり跡を確認する男性のような印象になってしまいます。

 

私はデスクワーク中にアゴに手を持っていくことはしょっちゅうですし、その延長で無意識にアゴをなでていることも多かったので、「ひげそり跡を確認するよう」という指摘に愕然としました。

 

ただ、本によればそもそもアゴに手を重ねるのは「アゴを手で支える」のが目的なので、考えているときにアゴに手を持っていくこと自体は、自然なことなのだと思います。

今ではそのようなしぐさに気がついたら、「軽く添えるだけ」に修正するようにしています。

 

アゴに手を置き、重い頭をしっかりと固定させることで、見る人に「真剣に考えたい」という意図を伝えることができます。

 

ちなみに「頬杖」は、幼い雰囲気になるのでやめましょう、とのこと。

 

 

また、「人差し指が伸びている」というのは、指が整然ときれいに重なっているという美しさに加えて、方向性の指示や暗示といったリーダーシップを感じさせるのだそう。

 

特別な人でなくても、人差し指がきれいに伸びているだけで、細部まで心が行き届いたハンサム美人に見えるのです。

 

応用として、服を直すなど「布をつまむ」ときにも、人差し指を立てたまま親指と中指ではさむとエレガントに見えるようです。

 

 

「バルコニー・ポジション」で俯瞰する

 

対象との距離をとる。スペースを広くとると、余裕のある雰囲気が出る

 

「バルコニー・ポジション」とは、ダンスフロアでみなが夢中になって踊っているときに、「バルコニーに上がり、全体を見渡し」冷静に、何が一番大事か考えるという感覚のことをいいます。

 

これだけではイメージしづらいかもしれませんが、具体的には、デスクワークで少し休憩するときに、椅子に座ったままディスプレイから顔を離し、距離を開けるような感じです。

 

ディスプレイとの距離は40cm以上とり、目線はディスプレイの上の端より高くする、とありますが、

私の場合は難しいことは考えずに、ただ「パソコンやデスクから少し離れる」ぐらいの感覚でいます。

体がデスクにぴったりついていたのを、少し離れて、体とデスクの間にスペースをとる感じです。

 

実際やってみるまで半信半疑でしたが、たったこれだけのことで本当に心に余裕を感じることができました。

と同時に、自分がこれまでいかに狭い視野に陥っていたのかを思い知らされました。

集中するほどディスプレイやキーボードに近づいてしまったり、食い入るようにパソコンに向かったりしてしまう人は、特に効果を感じられると思います。

このポジションは、忙しいときほど積極的に心がけたいです。 

 

 

仕事に追われてたいへんな新人のように見えるか、余裕のあるベテランに見えるかは、このわずかなしぐさの違いで出ます。

 

個人的には、「離れたところから俯瞰する」というのは、

古市憲寿氏の「観光客として日常を過ごす」というのと通じるものがあるように思います。

 

astudyinscarlet.hatenablog.com

 

 

 「俯瞰する」とは言っても、本当にまわりが見えているのか、独りよがりの仕事になっていないか、

そういうことは考えたらキリがないけれど、

「実際に目を向けてまわりを見渡してみる」ことはできる。

 

そして物理的に視野を広げることで、

心まで視野が広がったような気がして、

余裕が生まれます。

 

実際に、私たちが感じる「スペース」は、作業の質に影響するのだそうです。

(天井の高い空間ではアイデアが生まれやすく、低い空間では集中しやすい)

 

 

ちなみに私は、忙しくても、全然忙しくないかのように仕事をするように心がけています。

そういう人を何人か知っていて、とてもかっこいいと思うからです。

 

バルコニー・ポジションは、まさにそんな感じのしぐさです。

 

 

さいごに

 

この他にも、姿勢やファッション、写真の撮られ方など様々なコツが紹介されています。

(肘は90度に、というものから、サングラスの外し方、涙の拭い方まで)

 

中には「それはもともと美人だから可能なのでは?」というものもありますし

すべてに納得というわけにはいきませんが

ひとつでもふたつでも、

「これは」というものがあればしめたものです。 

 

女も男もあこがれる ハンサム美人な「しぐさ」

女も男もあこがれる ハンサム美人な「しぐさ」

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