無意識のストレスに気付く
ストレスにもいろいろありますよね。人間関係のこととか、仕事のこととか。
日常の中にも、自分でも気づいていない「小さなストレス」があるかもしれません。
これらは当たり前になってしまっているために自分ではなかなか気づきにくく、原因を自覚しないまま、なんとなくストレスが溜まってしまいます。
原因がなくなることで「気付く」場合もある
例えば、三角コーナーをなくしたらシンクの掃除が楽になった、という話。
作業のうちのひとつがなくなることで、それだけで掃除に対する気持ちが劇的に前向きになることもありますね。
掃除が面倒なのは、掃除の中に、嫌な作業、「小さなストレス」が含まれているからかもしれません。
日常を疑う
それが当たり前になっているから、ストレスの原因に気が付かない。
もしくは、わかっていても、「変えよう」という発想にならない。
日常の小さなストレスの原因になるのは、たとえば、
「包丁の切れ味が悪い」
「服がチクチクする」
「手を拭くタオルがあまり水を吸わない」
「通路に段ボールが置いてあって邪魔」
「かばんが重い」
「冷蔵庫の手前のほうにあまり使わないものが入っていて、それをよけないと奥のものが取り出せない」
とか、そういうことです。ひとつひとつはとてもささいなことです。
例えば包丁の場合、毎日使っているから、切れ味が悪いのが当たり前になってしまう。
小さなストレスですが、毎日のことだと、いつのまにか「包丁で切る」作業がなんとなくおっくうに感じるようになってしまいます。
人から見れば、「なんでそんな無駄なやり方してるの?」ということも、それが当たり前になっているとなかなか気が付かない。
包丁を新調したり手入れしたりして切れ味がよくなれば、なんだそんなことだったのか、というくらいに楽しく調理ができたりするものです。
「なんとなくおっくうに感じる」のには、なにか具体的な原因があるのかもしれません。
最近気づいた小さなストレス
家でも仕事でもパソコンを使うのですが、パソコンを使うときに姿勢が悪くなり、辛いです。体にも響きます。
でも実は、姿勢が悪くなるのはパソコンを置く位置が悪かったからなのです。
机の上をめいっぱい広く使うため、パソコンは机の奥のほう、手元からは遠い位置に置いていました。資料を見ながら入力するようなときにはそのようにするのが理にかなっているのですが、そうでないときにも同じようにしていたのです。
パソコンだけを使うときには、キーボードを自分の方に寄せて使うようにしました。
机を広く使いたいときにはキーボードを移動する必要がありますが、一瞬のことです。
何時間も悪い姿勢でイライラしながらデスクワークをすることを思えば、たいした手間ではありません。
モノのほうを自分に合わせる
家電の位置などは、一度置いたらそのままという方も多いのではないでしょうか。
自分がモノに合わせるのではなく、自分に合わせてモノをなくしたり変えたり動かしたりするようにしようと思います。
そのときどきでベストな状態で使う。
デスクの上をきれいに保つことは、こういう面でも大事みたいです。