久しぶりに本屋で本を買った
本屋に行くということも減っているが
本屋で本を買うということも随分減ったと思う
本屋で気になった本をAmazonや楽天で買うという
ありがたくない客の私が言えたことではないのだが
やはり本屋は良い
何も買わなくても
本屋という知的風空間でベストセラーの本をパラパラとめくるだけで
賢くなったような気さえする
それは「気分」に過ぎないと気がついてからは
用もないのに本屋へ行く、ということが減った
本屋で時間を潰すことはウィンドウショッピングと同じなのだ
それでも本屋は良い
先日買った本は
本屋で目にしなければおそらく手にすることはなかった
僧侶のようにも見える著者の佇まいと大きな「DEATH」の文字は
切り口とパッケージを変えただけの自己啓発本が並ぶ中
異様に目を引いた
「死」とは何かー
このテーマに興味のない人間がいるだろうか
どう生きるかを考えるとき
対になるべき「死」の方は
なんとなくタブーというか
あまり語られてこなかったように思う
終活とか生前整理とか
手続き的なことを語る前に
もっと根本から「死」を考えてみる必要があるのかもしれない
読書には
自分が経験していないことを著者を通して疑似体験できるという側面があるが
「死」ばかりはそうもいかない
せめて「イェール大学の人気講義」を疑似体験させてもらうべく
これからじっくり読もうと思う
(少しだけ感想書きました)
astudyinscarlet.hatenablog.com