ファッションは廃れるがスタイルは残る、という言葉があります。
ココ・シャネルが残した名言のひとつです。
Fashion fades, only style remains the same.
うまく説明することは難しいですが、言わんとすることはなんとなく分かります。
以下はわたしの解釈です。彼女の真意とは違うかもしれません。
ファッションは、「流行」と言っても良いと思います。
時代と共に変わっていくもの。色褪せるもの。
服やコーディネートそのもの。表面に見えているもの。
スタイルというのは「様式」ですが、ここではもう少しコアの部分というか、芯のようなものだと思います。
なぜその服を着るのか。どう着るのか。何を表現するのか。
「ファッション」は装いそのもの。
「スタイル」は人に付随するもの。
「ファッション」は服、「スタイル」は自分、と考えると分かりやすいような気がします。
スタイルを持つことは、おそらく、一朝一夕にできることではありません。
自分のスタイルを持つことは簡単ではないからこそ、スタイルのある人はかっこいいのだと思います。
もちろん、このことは「服」に限った話ではありません。
表面的ではなく、しっかりとスタイルのある人になりたいものです。