ふるさと納税のメリットがいまだにわかりません。
正確には、メリットはわかるのですが、それをメリットだと感じないのです。
私の頭では、どう考えてみても、
「2000円で高級肉を買える」という風にしか理解できません。
肉でなくても、米でも酒でも蟹でもシャインマスカットでも同じことです。
でも、そのためにはいろいろな手続きをしたり、どれがお得か、もっといいものがないかといろいろ探す時間も馬鹿になりません。
わたしは、お礼の品を選ぼうとして、その膨大な数を見ただけで疲れてしまいました。
ふるさと納税の趣旨というか、本来の意味でなら歓迎なのです。
ふるさとでもゆかりの地でもいいですが、本来の「その地域を応援する」目的なら、悪い制度だとは思いません(最善だとも思いませんが)。
お礼の品目当てになっているのが現状です。
それだと「お得な買い物」と変わらないのではないかと思うのです。
しかも、面倒な手続きを伴います。
制度や、それを使う人を批判するつもりはありません。
ただ、「ふるさと納税の盛り上がりにイマイチ乗り切れない、こういう人もいる」ということを、ささやかながらここに記しておきます。
お礼の品をいろいろ見てる分には、楽しいですけどね。